植民地で「日本人」とされ、日本のために闘った45万人の朝鮮人と台湾人。戦後見棄てられたままの元「日本兵」90人を現地で取材。写真と証言で50年前の戦争の実態を明らかにする。写真160数葉。
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〈著者略年譜〉
伊藤 孝司(いとう・たかし)
1952年、長野県上伊那郡長谷村生まれ。日本写真家協会会員/日本デザイナー学院名古屋校写真科報道写真講師。
〈写真展〉
「熱き表現者たち」(1981年)/「核を拒否する人々82」(1982年)/「原爆棄民―韓国・朝鮮人被爆者の証言」(1987年~)/「樺太棄民―残された韓国・朝鮮人の証言」(1990年~)/「イルボン・ハルモニ―在韓日本女性の戦後」(1991年~)/「生きている長良川」(1992年~)/「破られた沈黙―アジアの『従軍慰安婦』たち」(1993年~)/「棄てられた皇軍―朝鮮・台湾の軍人・軍属たち」(1995年)/「アジアの戦争被害者たち」(1995年)
〈著書〉
「原爆棄民―韓国・朝鮮人被爆者の証言」(1987年、ほるぷ出版)/「樺太棄民―残された韓国・朝鮮人の証言」(1991年、ほるぷ出版)/「生きている長良川―清流が織りなす自然讃歌」(1992年、講談社)/「証言 従軍慰安婦・女子勤労挺身隊―強制連行された朝鮮人女性たち」(1992年、風媒社)/「破られた沈黙―アジアの『従軍慰安婦』たち」(1993年、風媒社)/「日本人花嫁の戦後―韓国・慶州ナザレ園からの証言」(1995年、LYU工房)ほか
(本書刊行時点)
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