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★画像クリックで拡大★世界を変える映画20本
中村一成著
映画でみる移民/難民/レイシズム
2019年10月下旬刊
四六判並製 318頁
定価 2500円+税
ISBN978-4-87714-484-5 C0074
装丁:桂川潤
●目次
●書評
●関連書
世界に何度絶望しても、映画は「もうひとつの世界」を夢見ることをやめない。この希望なき世界を変える力を!
戦争、虐殺、差別、貧困・格差、植民地主義……直面する現実を前に、「ありえたかもしれない世界」を表現することに奮闘し続ける映画人たちがいる。
タウフィーク・サーレフ、マイケル・ウィンターボトム、フィリップ・リオレ、アキ・カウリスマキ、ニール・ブロムカンプ、トミー・リー・ジョーンズ、ケン・ローチ、ファティ・アキン、ロベルト・ベニーニ、ジル・パケ=ブレネール、ローズ・ボッシュ、ラデュ・ミヘイレアニュ、ラルフ・ネルソン、アーサー・ペン、リチャード・フライシャー、ジェローム・オスト、ヤミナ・ベンギギ、マチュー・カソビッツ……。
日本社会の課題をも照射する映画評論集。世界を変える映画20本。
〈著者略歴〉
中村一成
(なかむら・いるそん)
ジャーナリスト。1969年生まれ。毎日新聞記者を経てフリー。
【主な著書】
『声を刻む―在日無年金訴訟をめぐる人々』 (インパクト出版会、2005年)、『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか―差別、暴力、脅迫、迫害』(共著、前田朗編、三一書房、2013年)、『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件―〈ヘイトクライム〉に抗して』(岩波書店、2014年)、『ヘイト・スピーチの法的研究』(共著、金尚均編、法律文化社、2014年)、『死刑映画・乱反射』(共著、京都にんじんの会編、インパクト出版会、 2016年)、『ひとびとの精神史 第9巻』(共著、 栗原彬編岩波書店、2016年)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店、2017年)、『「共生」を求めて 在日とともに歩んだ半世紀』(編書、田中宏著、解放出版社、2019年)。
(本書刊行時点)
書 評
◆『図書新聞』2020年4月4日
評者:李 孝徳氏
◆『週刊読書人』2020年2月21日
評者:福島 勲氏
◆『朝鮮新報』2020年3月2日
評者:金 淑美氏
◆月刊『部落解放』2020年3月号
評者:西村寿子氏
◆『社会新報』2020年2月19日
評者:上野昂志氏
◆『ふぇみん』2020年3月5日
◆関連書◆
『日本型ヘイトスピーチとは何か――社会を破壊するレイシズムの登場』 梁 英聖(リャン・ヨンソン) 著
『ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』
LAZAK(在日コリアン弁護士協会) 編、板垣竜太、木村草太 ほか著
『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』 李信恵 著
『ロマ 「ジプシー」と呼ばないで』 金子マーティン 著
『歌集 彷徨夢幻』 李 正子(イ・チョンジャ) 著
『鳳仙花のうた』 李 正子(イ・チョンジャ) 著
『歌集 沙果、林檎そして』 李 正子(イ・チョンジャ) 著
『父とショパン』 崔 善愛(チェ・ソンエ) 著
『歌集 一族の墓』 金 夏日(キム・ハイル) 著
『記憶の火葬――在日を生きる―いまは、かつての〈戦前〉の地で』 黄 英治(ファン・ヨンチ) 著
『秤にかけてはならない―日朝問題を考える座標軸』 徐 京植(ソ・キョンシク) 著
『羊の怒る時』 江馬 修 著