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原発・核・エネルギー



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五十嵐 進
雪を耕す―フクシマを生きる

ISBN978-4-87714-452-4 C0095
2013年9月刊 四六判並製226頁 \1800

無味無臭無色で降ってくる怒り
会津・喜多方に住み、父祖伝来の土を耕す著者。巧みに操作された情報を消去・訂正しつつ、畑の土を起こし、耕し、畝を作りながら、放射能を鋤き込んでしまっていいのか、迷い、考える日々を俳句に詠み、そして記録する。農をつづけながらフクシマを生きる、一人の俳人によるフクシマ・レポート。


槌田敦・藤田祐幸・井上澄夫・山崎久隆・中嶌哲演・小若順一・望月彰・
渡辺寿子・原田裕史・柳田真 著/核開発に反対する会 編/
え=橋本勝
隠して核武装する日本 【増補新版】
ISBN978-4-87714-439-5 C0031
2013年9月刊 四六判並製214頁 \1500

小出裕章さん推薦 : 「核と原子力は違うもの? 騙し続けた国と騙し続けられた国民。いつの間にか日本は巨大な核保有国になった――!」★もんじゅと核開発との関連を暴き、核武装を前提とした原子力政策を歴史的に検証する。旧版に「それでも核武装したいのか」(槌田敦)、「新序――こっそり変えられた『原子力の憲法』」(小若順一)の2篇を増補。旧版(2007年)発行から「3・11」後の今日までの情勢をふまえた増補新版。


井戸川克隆、村上達也、桜井勝延、根本良一、笹口孝明、保坂展人、
上原公子、西原茂樹、三上 元、曽我逸郎、澤山保太郎

脱原発で住みたいまちをつくる宣言 首長篇
ISBN978-4-87714-436-4 C0036
2013年7月刊 四六判並製219頁 \1800

福島の悲劇を受けて、私たちはどこへ向かうべきなのか――放射能に故郷を追われたまち、原発の立地自治体や近隣自治体、住民投票で立地計画を断念させたまち、核のゴミ捨て場にされそうになった村、電力の大消費地・東京の自治体等々、それぞれの経験に基づき脱原発へむけて動き始めている市区町村の11人の首長(現職、前・元職)たちによる提言集。


松下竜一
暗闇の思想を/明神の小さな海岸にて
ISBN978-4-87714-427-2 C0095
2012年9月刊 四六判並製413頁 \2400

1970年代、九州の静かな町に突然降りかかった火力発電所建設計画。高度経済成長の時代、国や電力会社の 「開発至上主義」 「電力中心主義」 に真っ向から挑んだのは、組織も名もない、心やさしき“しろうと”たちだった――著者自身が全力で取り組んだ反火電運動を記録した異色にして感動のルポ。孤立の底で紡ぎ出され、四十年の時を超えてなお輝きを放つ「暗闇の思想」とは何か。


小坂正則
市民電力会社をつくろう!
―自然エネルギーで地域の自立と再生を
ISBN978-4-87714-425-8 C0036
2012年4月刊 四六判並製198頁 \1500

脱原発と自然エネルギー推進は車の両輪。「電気が足りない」というなら、より安全で環境負荷の少ないクリーンな電気を、私たちがつくろうではありませんか! 木質バイオマスの利用も進めれば、CO2は削減され、山はよみがえり、安定した雇用が生まれ、地域経済が元気になり、過疎の村にも若者が帰ってくる!――作家・松下竜一氏の「暗闇の思想」に学び、共に反原発・自然エネルギー推進運動に取り組んできた著者が「3・11」後につづる、ユニークな実践とアイデア満載の書。


平岡 敬
時代と記憶―メディア・朝鮮・ヒロシマ
ISBN978-4-87714-415-9 C0036
2011年6月刊 四六判上製331頁 \2500

ジャーナリストから広島市長となり、8・6広島平和宣言において、初めて日本のアジアへの加害の歴史に言及するなど、志操を貫いた著者が、「3・11」の衝撃も踏まえ、原点・ヒロシマから問い続けた半世紀に及ぶ思考・論考を集成。この「核の時代」をいかに生きるか――


菊川慶子
六ヶ所村 ふるさとを吹く風
ISBN978-4-87714-409-8 C0036
2010年9月刊 四六判並製243頁 \1700

海や空に大量の放射能をばらまく「核燃再処理工場」はなぜ必要なのか? 「普通の主婦」だった著者は、チェルノブイリの衝撃から故郷・六ヶ所村へUターン。故郷を放射能で汚されたくないという素朴な思いから、国策・核燃再処理工場と対峙し続けて20年。「核燃城下町」となってしまった今も、あきらめずに有機無農薬チューリップの栽培やルバーブ・ジャム工場で雇用を創出、「核燃に頼らない村づくり」と持続可能な未来を求めチャレンジし続けている。映画『六ヶ所村ラプソディー』にも登場し、その生き方が多くの人々の共感を呼んだ著者初の書き下ろし奮闘記!


肥田舜太郎
広島の消えた日被爆軍医の証言 【増補新版】
ISBN978-4-87714-403-6 C0095
2010年4月刊 四六判上製220頁 \1700

戦後64年にわたって6千名を超える被爆者の診察・治療に携り、放射能の内部被曝問題を追究し続ける元軍医が、原爆被爆前後の状況を克明に綴った第一級の証言手記、待望の復刊(旧版:1982年、日中出版刊)。新版発行に際し、放射線障害や差別に苦しむ戦後の被爆者たちの苦難や、“被爆医師”としての自らの歩み、平和への願いを書き下ろした「被爆者たちの戦後」(約40頁)を増補。



鎌仲ひとみ 著 対談:ノーマ・フィールド(シカゴ大学)
六ヶ所村ラプソディードキュメンタリー現在進行形
ISBN978-4-87714-389-3 C0074
2008年11月刊 四六判並製184頁 \1500


2006年春の完成以来、500回以上の上映会! “自主上映ロングラン”を続ける映画『六ヶ所村ラプソディー』。映画を観たある若者は六ヶ所村を訪れ、またある者は上映会を企画し議論を重ねた。何が彼ら・彼女らを動かすのか? マスコミが報じない中、反対・推進両者の取材から問題の核心を浮き上がらせた映画の制作ドキュメントと、「映画後」の記録を書きとどめる。また、ノーマ・フィールド氏(シカゴ大学、『天皇の逝く国で』みすず書房他)との刺激的な対談と、“6ラプ現象”と呼ばれる核燃再処理反対の新たな潮流を担った4人の市民のコラムも収録する。
 ●著者インタビュー (2009.3.25)

★『六ヶ所村ラプソディー』映画関連情報はこちら


槌田敦・藤田祐幸・井上澄夫・山崎久隆・中嶌哲演・望月彰・渡辺寿子・原田裕史・柳田真 著/核開発に反対する会 編 (絵=橋本勝)
隠して核武装する日本
ISBN978-4-87714-376-3 C0031
2007年12月刊 四六判並製190頁 \1500 
[品切 ↑増補新版あり]

“原子力の平和利用”を隠れ蓑に、日本は核開発を進めていた?! 勢いづく「日本核武装論」に正面から反論を挑む初の本格論集。 高速増殖炉「もんじゅ」の実態や日本の核開発の現状を実証的に分析するとともに、アメリカとの共謀を示唆する戦後日本の核開発“裏面史”を史資料に基づいて検証、また、北朝鮮の核問題、ミサイル防衛、戦中の日本の原爆開発、米軍再編問題等多角的に論じる。 ★核武装推進・容認の国会議員リスト収録。 小出裕章氏推薦!



鎌仲ひとみ 著 対談:土本典昭(映画監督)
ヒバクシャドキュメンタリー映画の現場から
ISBN978-4-87714-347-3 C0036
2006年3月刊 四六判並製 236頁 \2200
[品切]

イラク(劣化ウラン弾)―アメリカ(再処理工場からの放射性物質)―日本(広島・長崎の原爆)とそれぞれの“ヒバクシャ”をつなぎ、体内被曝の普遍的脅威を追究したドキュメンタリー映画『ヒバクシャ―世界の終わりに』。内外で高い評価を受けた監督が、本作品と最新作『六ヶ所村ラプソディー』へいたるまでの道のりを綴った映画制作ドキュメント。『水俣』の土本典昭監督との対談、映画『ヒバクシャ』完全シナリオ等を付す。



平岡 敬
無援の海峡―ヒロシマの声、被爆朝鮮人の声
ISBN978-4-87714-003-8 C0036
1983年12月刊 A5変形判上製308頁 \2000

被爆地には多くの朝鮮人たちが居住していた。しかし戦後、彼ら・彼女らに救援の手が差し伸べれられることはほとんどなかった。著者はそんな彼ら、彼女らの声をたんねんに記録。そして、日本国家の、日本人の加害の歴史に対する責任感の欠落を厳しく告発し、国家を超克する平和と人権の思想を追求する。元広島市長、新聞記者時代の渾身のルポ。