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エッセイ



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ピュス・エルヌフ/内田謙二
英語への旅
ISBN978-4-87714-445-6 C0095
2014年5月刊 四六判並製189頁 \1600


英語はどのように世界を席捲してきたのか。その歴史を広く辿り、イギリス英語がアメリカ英語にとって代わられる現状を問いながら、人間にとって言語とは何か、日本人にとって英語とは何か、様々に思考をめぐらしつつ、日本でも導入の進む英語教育への警鐘を鳴らす。パリ在住で国際的に活躍する欧州特許・商標弁護士である著者らによる体験的言語文化論。


富盛菊枝
故郷の川を遡る鮭の背に
ISBN978-4-87714-438-8 C0095
2013年9月刊 四六判上製 244頁 \2000


「とがった口先をしっかりと上流に向け、帰るべき水源の場を目指している親鮭の背」が語っていること。「産卵は個体の終焉、生涯をかけた果ての行為となっても、鮭は狭まる川の急流をかけ上っていくだろう。」(本文より)
子どもの文学が生まれる場所、それは幼年時代の森にある――北海道に生まれ、戦火をくぐり育った児童文学者が、自らの内にその原郷を探るエッセイ集。



もろさわようこ
沖縄おんな紀行―光と影
ISBN978-4-87714-411-1 C0026
2010年12月刊 四六判上製264頁 \2200

著者は1982年、長野に「歴史を拓くはじめの家」を開設、ついで94年には沖縄に「歴史を拓くはじめの家うちなぁ」を開設し、さらに98年、高知に「歴史を拓くよみがえりの家」を開設して、女たちの解放への道を多くの仲間たちと歩みつづけている。本書は、沖縄の女たちの輝きの原郷を求めて島々を訪ね歩き、人々と触れ合いつつ書きついできた沖縄にかかわるエッセイや論考を一冊にまとめた集大成。



内田謙二
ヴィンテージ・カフェからの眺め西欧(ヨーロッパ)を夢みた黄色い眼
ISBN978-4-87714-392-3 C0095
2009年3月刊 四六判上製238頁 \2200


欧州特許・商標弁護士として滞欧40年。ビジネスの裏側で隠然たる力をもつフランマソン(フリーメイソン)やユダヤ人脈、エリーチズム(選良主義)など、自身の経験をもとに不可解でときに理不尽なパリのビジネスライフをつづる上質のエッセイ。仕事を抜け出し、カフェで冷たいビールに口をつけ、思いを巡らす異文化考。


真尾悦子
歳 月
ISBN4-87714-330-0 C0095
2005年4月刊 四六判上製221頁 \1800


戦争・沖縄、そして病苦と生活に追われながらのさまざまな土地での忘れ得ぬ人びととの出会い。秀れた記録文学のかずかずを世に問うてきた著者が、老いの深まりのなかで書きとどめた心に染み入るエピソードを編んだエッセイ集。


富盛菊枝  三好まあや・版画
子どもの時のなかへ
ISBN4-87714-319-X C0095
2004年9月刊 四六判上製170頁 \1800


思い起こしてほしい。だれもが〈子ども〉だったことを。――不幸な戦争の時代をくぐり抜けた子どもたち。飢えと物の欠乏に苦しめられながらも、そこには豊かな〈子どもでいる時間〉があった。戦前の北海道で育った著者の子ども時代の暮らしの原風景をたどりつつ綴ったエッセイに、本書オリジナルのカラー版画10葉を付す。



本多勝一  
さようなら―惜別の譜
ISBN4-87714-320-3 C0095
2004年8月刊 四六判上製264頁 \2400


恩師、父母や幼い妹、病に倒れあるいは戦場や山で逝った親しい友人知人……著者が想いを寄せてきた忘れ得ぬ人びとへ心をこめて送る、深い哀悼と尊敬、暖かい友情に溢れたレクイエム四十篇を収録する。


高木 護 
爺さんになれたぞ!
ISBN4-87714-313-0 C0095
2004年3月刊 四六判上製264頁 \2000


ニセ坊主、日雇い人夫、かんじんさん等々で糧を得ながらの放浪の途上で出合った個性豊かな人々を回想しつつ、「人間とは何か? 爺さんとは何か?」を現代社会への鋭い風刺も交えてユーモラスに解き明かす長篇書き下ろしエッセイ。



福本信子  
獅子文六先生の応接室―「文学座」騒動のころ
ISBN4-87714-311-4 C0095
2003年11月刊 四六判上製350頁 \1800

ユーモア作家として一世を風靡した獅子文六(本名・岩田豊雄)の自宅にお手伝いさんとして住み込んだ著者の描く大衆作家の日常見聞録。応接室を訪ねる作家・俳優・ジャーナリスト、そして出入りの職人たちまでを鮮かに描き出す。


久保 覚
古書発見 ―女たちの本を追って
ISBN4-87714-298-3 C0095
2003年4月刊 四六変型判上製256頁 \2200

埋もれ、見過ごされた、しかし私たちにとって今再発見し、呼び起こすことが必要な〈女たちの本〉52冊に光をあて、時代の流れに抗し自らの良心に従って生きた女性たちの生を鮮やかに描く。崔承喜、伊藤ルイ、北林谷榮、ローザ・ルクセンブルク他。




畑本 千(はたもと・せん)
食べごとのはなし
ISBN4-87714-286-X C0077
2002年3月刊 四六判上製169頁 \1700


昨日から今日、今日から明日へと切れ目なくつづく「食」を、いかに新鮮で豊かな文化にするか。日常生活のエピソードをまじえつつ、さまざまな食材で工夫をこらす、ユーモラスで斬新・洒脱な〈レシピエッセイ〉集登場。



リリアン・へルマン/ピーター・フィーブルマン 著 小池美佐子 訳
一緒に食事を
1997年12月刊 四六判240頁 \2500

『子供の時間』等の劇作で現代アメリカ演劇界を席巻したヘルマンの最後の著作。若き愛人フィーブルマンとの160種余のレシピをめぐっての二人のやりとり、またさまざまな過去のエピソードをたぐり寄せたユニークな料理本。




真尾悦子
気ままの虫
1991年10月刊 四六判260頁 \1800 [在庫僅少・美本切れ]

沖縄・炭坑・出稼ぎ・海難漁民など、さまざまな苦難を背負って生きる人びとを記録しつづける著者が、沖縄から北海道そして韓国までのそれぞれの地で出会った人びとの哀歓や戦争の傷みに心傾け交響した掌篇61篇を収録する。




林 京子
ドッグウッドの花咲く町
1989年6月刊 四六判変型184頁 \1500

1985年から3年間、アメリカ・ヴァージニアで暮らした著者の、日本の友への発信。異郷の風物・人間生活をみずみずしい感性としなやかな眼でみつめつつ、ひるがえって日本の現実を鋭く問う。東販「新刊ニュース」連載他。




庄 幸司郎
悪態の精神―時代の巻頭言・「告知版」寸言集
1990年1月刊 四六判320頁 \2000 [在庫僅少]

23年前、ガリ版刷り150部で出発した庄建設株式会社のPR誌「告知版」は現在26、000部。日本の現代政治状況の腐敗を批判し、民衆の文化運動を提唱し、時代の変革を目指す世評高い巻頭の“コラム”154篇を収録。




内田謙二
        エスプリ           セ ン ス
巴里気質・東京感覚
1986年1月刊 四六判256頁 \1800

日常のつきあい方、言葉、そして仕事のことなど、さまざまな面で微妙に違うフランス人と日本人。日本人の眼でヨーロッパの都市と人間を見、西欧社会から日本を見る―パリ在住の理学博士によるシャープな複眼的比較文化論。




米倉斉加年
道化口上
1985年6月刊 四六判変型208頁 \1500

故郷をあとに三十年。舞台に、TVに、絵に、独特の世界を切り開いた著者の初の半生記。ふるさとのことや貧しさを分かちあった妻・友のこと、そして宇野重吉師や舞台のエピソード等50の掌篇に50葉の絵を色刷りでそえた珠玉の文集。





富士正晴
乱世人間案内―退屈翁の知的長征
1984年6月刊 A5判変型300頁 \2200  
[在庫僅少・美本切れ]

関西の地にあって小説に評論に画に独自の境地を貫ぬく著者の身辺記・交遊記、そして東西にわたる書中の旅・古典論等エッセイ・評論58篇を収録する。憮然として乱世を生きる当世「隠者」の批評精神。




 *品切
  永瀬嘉平 画と文 東京にトンボが来たころ 1990・7刊  【童牛社発行】