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子どもの「文学の森」への入り口を探る珠玉のエッセイ集

富盛菊枝
故郷の川を遡る鮭の背に


2013年9月刊
四六判上製 244頁
定価 2000円+税
ISBN978-4-87714-438-8 C0095

●目次
●書評
●関連書



「とがった口先をしっかりと上流に向け、帰るべき水源の場を目指している親鮭の背」が語っていること。「産卵は個体の終焉、生涯をかけた果ての行為となっても、鮭は狭まる川の急流をかけ上っていくだろう。」(本文より)

子どもの文学が生まれる場所、それは幼年時代の森にある――
北海道に生まれ、戦火をくぐり育った児童文学者が、自らの内にその原郷を探るエッセイ集。


〈著者略歴〉
富盛菊枝
(とみもり・きくえ)
児童文学作家。日本文藝家協会会員。日本女子大学家政学部児童学科卒。
著書:『ぼくのジャングル』(1965年,理論社)、『鉄の街のロビンソン』(1971年,あかね書房)、『子どものころ戦争があった』(共著,1974年,あかね書房)、『わたしの娘時代』(編著,1974年,童心社)、『いたどり谷にきえたふたり』(1985年,太平出版社)、『おやおやべんとうくまべんとう』(1986年,ポプラ社)、『さまざまな戦後 第1集』(共著,1995年,日本経済評論社)、『51年目のあたらしい憲法のはなし』(共著,1997年,洋々社)、『金子みすゞ花と海と空の詩』(共著,2003年,勉誠出版)、『知里幸恵『アイヌ神謡集』への道』(共著,2003年,東京書籍)、『子どもの時のなかへ』(2004年,影書房)他。
                          *
〈カバー・見返し・本文装画(銅版画)〉
三好まあや(みよし・まあや)
版画家。サロン・ブラン美術協会委員。武蔵野美術大学卒。版画家・故荒木哲夫に師事。
インター・グラフィック(東ドイツ1986)、クーバン国際版画ビエンナーレ(ベルギー1989,91)、カダクェス国際版画小品展(スペイン1987,89,90)、クラコウ国際版画ビエンナーレ(ポーランド1988)、カナダ国際グラフィック(1992)、国展新人賞(1994)、CWAJ版画展(アメリカンクラブ東京1995,97)、国展準会員優作賞(2001)、あおもり版画トリエンナーレ(2001,2004)、国画会会員推挙(2002)、台湾国際版画・素描ビエンナーレ(2003)、レセドラ国際版画小品展(ブルガリア2005,2009)、国画会退会(2006)、日仏現代国際美術展会員SBA賞(2012)、サロン・ブラン美術協会委員推挙(2012)、銀座(東京)ボストン(USA)等の個展で作品を発表。

(本書刊行時点)






◆『故郷の川を遡る鮭の背に』目次

  T

子どもの冬、そして春の記憶
子どもにとっての生と死
幼年時代の森
谷地(ヤチ)の力
お祭りの花が咲くとき
土地の記憶
ふるさとで思うこと
原生花園への旅

  U

戦争に遭った子どもが見たもの――わたしの戦争体験と戦後教育
『あたらしい憲法のはなし』で学んだ民主主義

  V

水に沈む
わたしの中の室蘭
時の彼方の水平線
前田享之さんの室蘭
原郷への旅
原郷・「北方文芸」誌にみつけた言葉

  W

自分であること
目覚めない川
本嫌いの子と向き合って
いま読み直したい児童文学――大人のための五冊
新しい読者の顔
一冊の本 『蠅の王』 W・ゴールディング作 平井正穂訳
〈自然の子ども〉を生きた詩人たち――金子みすゞと与田凖一
児童文学と島
困難な時代にこそ――自著を語る

  X

故郷の川を遡る鮭の背に
民族が子どもに伝える話
アイヌ語で育った最後の子どもたち
近代女性史の中の知里幸恵
八木文学の根と室蘭
イザベラ・バードとわたし
 その1 バードの北海道――函館・室蘭から北の奥地へ
 その2 夏の終り、エディンバラの墓地を尋ねる

あとがき







書 評


(準備中)








◆関連書◆

 『鉄の街のロビンソン』 富盛菊枝児童文学選集 1

 『いたどり谷にきえたふたり』 富盛菊枝児童文学選集 2

 『ぼくのジャングル』 富盛菊枝児童文学選集 3

 『子どもの時のなかへ』 富盛菊枝 著