ビデオ作品案内



影書房 ビデオ作品


◆他にビデオプレスの作品も取り扱っています。
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ビデオドキュメント
戦争教えて下さい
3部作シリーズ

撮影・監督=中村稔 演出=桐野直子
*3部作セット価格:24,000円
(セットでご注文の際はその旨お申し添え下さい)

*ライブラリー価格は、各定価の2倍です。


◆戦争を教えて下さい 沖縄編 1992年制作
【全1巻 120分(2作品収録・各60分)VHS  定価¥10,000+税/ライブラリー価格¥20,000+税】

第1部 「集団自決を語る・金城重明」
「集団自決」を強いられ、自ら母や弟妹に手をかけねばならなかった金城氏は、苦痛に堪えながら三時間のインタビューに答えてくれた。想像を絶する証言。

第2部 「捕慮第1号が語る・宮平秀幸」
八時間に及んだインタビューで宮平さんは語った。「日本軍は殺しに来ることはあっても助けに来たことはない。」皇民化教育が導いた悲劇とは。


◆戦争を教えて下さい 「満州」編 1994年制作
【2巻組 第1部:60分/第2部:90分 VHS 単価 ¥8,000+税/ライブラリー価格¥16,000+税】

第1部 「天皇に殺された子供たち・高山すみ子」
ソ連軍の進撃にいち早く撤退した関東軍。取り残された「満州」入植者達は、逃げ延びるためにわが子に手をかけねばならなかった。「戦争を起こした人は考えたことがあるか!」 痛切な記憶の証言。

第2部 「はるか遠き祖国・鈴木則子」
日中国交回復後、34年ぶりに日本に帰国。しかし残された家族はどうなるのか。「引き揚げ」の後、「中国帰国者の会」を設立。無責任な日本政府を告発する。


◆戦争を教えて下さい 韓国編 1996年制作
【2巻組 第1部: 57分/第2部:72分 VHS 単価 ¥8,000+税/ライブラリー価格¥16,000+税】

第1部 「ビルマ戦線負傷セリ 大日本帝国軍人・金成(キムソン)寿()
皇民化教育をまっすぐに受け、「日本兵」として志願。敗戦の年、戦闘で右腕を切断。戦後は韓国社会で「日本に加担した者」として白眼視される。日本人として出征し負傷したのに、戦後は「外国人」として日本国からも切り捨てられた。90年日本政府に損害賠償を求め東京地裁に提訴。

第2部 「帰れない祖国 あの時 私は日本人でした・(カン)()()
「立派な日本人になること」を夢見ていた少女時代、「日本愛国少女」として新聞に載ったことも。日本敗戦後、母の病死、政情不安などで日本へ密航してから半世紀の月日が流れた。かつて「民族の敵」であった過去を語ることで、「在日」である自分の人生と自分自身を確かめたいのだという。




ビデオドキュメント
準公選はこうしてつぶされた

企画・製作:影書房・ビデオプレス 監督:松原明
1994年 55分/VHS ¥4,500+税/ライブラリー価格¥9,000+税】


13年間続き、多くの民主的成果を生んできた中野区教育委員準公選制度が、区民の声をまったく無視して、自民・民社・公明の議会多数で廃止された。存続を願う中の区民の声はまったく無視された。このビデオは、1993年12月から94年1月末までの2ヶ月間、中野を揺るがした市民のたたかいを記録したものである。50時間を超える収録テープから見えてきたものはいったい何か。中野準公選の“光と影”から現代ニッポンの政治を問う。



ビデオドキュメント
決めるのは我々だ
―スイスの国民投票
企画=平和憲法(前文・第九条)を世界に拡げる会/制作=影書房・ビデオプレス 演出=中村稔
1993年 33分/VHS ¥3,500+税/ライブラリー価格¥7,000+税】 
[2008年5月現在品切れ]

スイスの市民運動「軍隊のないスイスをめざすグループ」(GSoA・代表アンドレアス‐グロス氏)が提起した新鋭戦闘機34機の購入の是非を問う国民投票が、93年6月スイスで行われた。この運動を支援するため、日本の「平和憲法を世界に拡げる会」は現地の新聞に連帯メッセージを掲載した。結果は戦闘機購入に反対する投票は43%で過半数にあと一歩及ばなかった。しかし、軍縮をめざす市民レベルの国際的なつながりは、着実に強まっていった。このビデオは、93年春のグロス氏の日本講演、そして6月の国民投票をめぐるGSoAの活動を記録したもの。軍隊のない社会をめざすスイス市民の熱いメッセージ、そして、一歩進んだスイス民主主義の実際を伝える。



ビデオドキュメント
いま第九条を!
―オーバービーさんの訴え 
企画=平和憲法(前文・第九条)を世界に拡げる会/制作=影書房
1992年 23分/VHS ¥3,000+税/ライブラリー価格¥6,000+税】

アメリカで「第九条の会」を設立したチャールズ・オーバービー博士が、1992年春来日し、日本各地の市民運動と交流し、第九条こそは日本から世界への贈りものであり、21世紀のモデルであること講演、深い感動を呼んだ。ここから、日米の市民が手をつないだ国際的平和運動が力強く動き始めた。オーバービー博士は93年、94年にもつづいて来日、さらに運動はインターナショナルに拡がりつつある。このビデオは92年春に来日した折の記録である。
協力=憲法九条の会仙台実行委員会(西宮弘)・名古屋第九条の会(勝守寛)・第九条の会ヒロシマ準備会(岡本三夫)・鹿児島第九条を輸出する会(横山富美子) 音楽・丸山信一



記録映画
世なおし準公選

制作:庄幸司郎 演出:西山正啓
【1989年 57分/VHS ¥8,000+税/ライブラリー価格¥16,000+税】

住民が直接、教育委員を選んでいた時代の記憶が消えて久しいが、東京都中野区では住民投票の結果を区長が参考にして教育委員を任命するという試みが始まった。公選制の時代の記憶が“準公選”を手がかりにして甦った。この映画は89年、第3回目の区民投票を終えたばかりの中野区教育委員会にカメラを持ち込み、その開かれた教育行政を取材するとともに、「日の丸・君が代」の強制で揺れる沖縄、“準公選”条例制定にあと一歩の運動を展開した大阪・高槻市のケース、“準公選”を全国に広める発信地ともなった東京・調布市での傍聴活動などを記録したものである。 (※1994年、この準公選制は、区議会で廃止された。ある時代の記念すべき記録)


記録映画
ウリナラ
―ソウル-パリ-東京
制作:庄幸司郎・山上徹二郎 演出:福田孝
【1986年 40分/VHS ¥7,000+税/ライブラリー価格¥14,000+税】 [2008年5月現在品切れ]

ウリナラとは朝鮮語で〈わが祖国〉の意。パリで生活する韓国が誇る画家李應魯・朴仁景夫妻は、1967年パリから拉致され政治囚として2年半ソウルの獄舎につながれたが、獄中でも創作を続けた。ただひたすら祖国の民衆を描き続ける夫妻の来日の折の姿とパリでの日常を追った感動的なドキュメンタリー。


記録映画
みちことオーサ

制作:庄幸司郎 演出:西山正啓
【1982年 80分/VHS ¥15,000+税/ライブラリー価格¥30,000+税】

国際障害者年といわれた1981年暮、日本の障害者団体がスウェーデンの肢体不自由児、青少年協会の一行を招いた。3年前スウェーデンに渡り障害者福祉の実状をつぶさに知った札幌いちご会の小山内美智子さんは、その旅で出会ったオーサとの再会をはたす。二人の爽やかな日常を記録。