【第1巻】 「開かれた病」への模索
1995年2月刊 四六判258頁 ¥2800 [在庫僅少・美本切れ]
精神医療の現状を現場から報告しながら、「精神病」を「開かれた病」へとするための実践と思索の過程を呈示。
【目次】 序章/第T章:精神医療状況は何故かわらないのか/第U章:閉鎖的精神病棟を越える動きと限界/第V章:生活の中での精神科臨床を問う/第W章:治療関係の問題性とその展望/第X章:「開かれた病」への関係を求めて/精神衛生・保健対策年表
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【第2巻】 学校カウンセリングと心理テストを問う
――「生涯学習路線」を問いつつ
1995年7月刊 四六判272頁 ¥2800 [在庫僅少・美本切れ]
生涯学習社会を出現させようとする国家の意図の中で、学校におけるカウンセリングや心理テストはどのように位置づけられてゆくのか。未来への予測と現状への警告。
【目次】 まえがき/第T章:学校教育相談と生徒指導の戦後史/第U章:学校カウンセリングの現状と問題/第V章:心理テストと教師の心性/第W章:生涯学習路線とカウンセリング
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【第3巻】 施設と街のはざまで
――「共に生きる」ということの現在
1996年8月刊 四六判272頁 ¥2800 [在庫僅少・美本切れ]
"ノーマライゼーション"が叫ばれている今日、20年前「府中テント闘争」を行い、脱施設と施設改善を訴えた彼らは今何を考えているのだろうか。
【目次】 第T章:「府中テント闘争」とはなにか/第U章:施設から地域へ/第V章:"開かれた"施設づくりへの参加/第W章:街の生活から施設改善運動へ/第X章:障害者と共に/第Y章:"ノーマライゼーション"のいま
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【第4巻】 人間・臨床・社会
1995年4月刊 四六判256頁 ¥2800 [在庫僅少・美本切れ]
人間のこころを対象とする「臨床」をさまざまな角度から捉え返し、その現代的意味、生活における臨床、社会的分脈における臨床を考える。
【目次】 第T章:情報資本主義のなかの臨床の知/第U章:社会臨床論序説――生活における臨床とは何か/第V章:「高齢化社会」の反教育学/第W章:「臨床」の歴史性と社会性/第X章:「若者世代」の心意識/第Y章:〈少年〉という装置
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■目次詳細=日本社会臨床学会のサイトへ
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