既刊書案内
 
◆文芸雑誌
季刊文芸誌

兄 弟

〔全2巻〕
井上光晴 責任編集
季刊文芸誌『兄弟』〔全2巻〕 A5判 344頁/364頁 各1500円+税 
[各巻残部僅少]
※古い雑誌で少々の傷・汚れがあるため、ネット書店では流通ルートに乗りません。そのため、ご注文は一般の新刊書店にてお取り寄せ頂くか、弊社へ直接ご注文下さい。


【各巻目次】

兄弟◆創刊号(1989年3月号)

特集1〈《樺太=サハリン》、いま遠く近く〉
「国会における《サハリン残留朝鮮人問題」、「第112回国会衆議院内閣委員会議事録第五号(抄)’88・4・14」、「インタビュー 五十嵐広三氏に聞く 『サハリンに遺棄された朝鮮人』」、小笠原克「本庄陸男の《樺太》素材作」、管野美知子「白き蝶 短歌五十首」、中山茅集子「かくも熱き亡霊たち―樺太物語(上)」

特集2〈北海道とわたしの仕事〉 西野精「鰊場―でめんとりの回想」、加藤多一「馬たちを忘れない―『原野にとぶ橇』のこと」、神谷忠孝「中国の作家に学ぶ」、米坂ヒデノリ「答」、かなまる・よしあき「なぜ、北海道なのか―自分史的に」

■詩=井上光晴「わが函館―『創刊のことば』に代えて」、江原光太「八角三尾」、野間宏「幻の者」、山川精「哈爾賓難民物語」、山田伍一「消えた農機具」
■小説=木下順一「莢果」、木宮節子「フルコース」、吉井よう子「谿」、吉田典子「九月」
■エッセイ=埴谷雄高「夜の階段風燈火」、原田康子「仕事とあそび」、小檜山博「噂」、工藤久代「ふしぎな出会い―安益泰の『愛国歌』をめぐって」
■評論=小田切秀雄「ひとり異をたてる…――新転向時代と戦前の民衆の転向」、塩野実「『性の浄化に向けて問うこと」、大河内昭爾「幽鬼からの脱出―『金魚』と『幽鬼の街』をめぐって」、澤田誠一「黒しぐれ―坪野哲久を悼む」、野坂幸弘「交錯のある配列―伊藤整・ヘミングウェイ・ジョイス」、坂本幸四郎「いかに《現実》を描くか―鶴彬と秋山清」、高野斗志美「劇としてのフォーネー」
■連載=関千枝子「まつろわぬ人びと@」、山福康政「昭和ガリ版屋物語@」
■音楽=松本進介(文・イラスト)「ニュー・オーダー―音楽界の不安定な権威」



兄弟◆第2号(1989年10月号)

特集〈都市の変容〉座談会:小笠原克・かなまるよしあき・木下順一・坂本幸四郎・田尻聡子 司会=高野斗志美 「都市を読む」、岩淵啓介「変容の構造と想像力」、今井泉「ポート・テン」、坂本幸四郎「私と青函連絡船」

■詩=長谷川龍生「駅、詩の全行は全て異教である」、新井章夫「北の痛覚」
■小説=高史明「白い花」、河野修一郎「風塵記」、田中順三「掘り出し物語」、木下順一「闇の中の白い頭」
■評論=山内亮史「原発と〈望郷〉の海―中島みゆき『吹雪』に」、能登恵美子「隔離の園の子どもたち―ハンセン病患者児童の作品を読む」、高野斗志美「同人雑誌評」
■対話=管野美知子+小笠原克「ああ“サハリンへ行く”日本人」
■短歌=勝瀬澄子「祭りにあらねど」、片山泰佑「友へ」
■エッセイ=谷口宏志「小熊秀雄の遺したもの」
■連載=関千枝子「まつろわぬ人びとA」、山福康政「昭和ガリ版屋物語A」、中山茅集子「かくも熱き亡霊たち―樺太物語(中)
■音楽=松本進介(文・イラスト)「絶えられないほどの苦痛を買いにゆこう」