既刊書案内


本庄(むつ)()全集

 


全6巻



※「本庄陸男全集」は全6巻の予定でしたが、編者3名のうち2名が亡くなられ、
実質的に編集作業が不可能となりましたため、既刊1〜5巻の刊行をもって完結とさせて
頂きます。読者の皆様ほか、図書館・書店・取次等のご関係者の皆様にご迷惑をおかけいた
しますこと、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。




編集=山田昭夫・青山毅・浦西和彦

推薦=小田切秀雄・渋川驍・松本克平・和田謹吾


 本庄陸男の全作品(刊行と同時に発禁となった幻の単行本『資本主義下の小学校』をはじめ、評論、初期の習作、童話等)を及ぶ限り発掘し、ジャンル別、編年体に集大成した画期的な全集。
                        *
非道な国権の暴圧は、本庄陸男の文学に、 むしろ鋼鉄の強さ、しなやかさを具備させたのであった。 その全体像が、いま、私たちの眼前に在る。」 
                                       ――小笠原克

四六版上製貼函入/各巻平均600頁/本文9P1段組  【全6巻】

■表示価格は税別です



第1巻

長編小説T 『石狩川』  1993年6月刊・538頁 \6000
幕藩体制の崩壊に伴い明治新政府により仙台を追われ北の荒々しい大地の開墾に挑む小藩の運命を描いた歴史小説。解説=小田切秀雄


第2巻

長編小説U 『石狩は懐く』他  1994年1月刊・644頁 \6000
1938(昭和13)年、「北海タイムス」に連載された長編の他「橋梁」「仕事場」「曲り角」「列の外」「埒の外」を収録。解説=久保田正文


第3巻

短編小説T 「白い壁」他  1994年12月刊・756頁 \7000
「北の開墾地」(1928、昭和3)から「逆流」(1934、昭9)に至る20代から30歳までの短編約30篇を編年体で収録。解説=布野栄一


第4巻

短編小説U 「女の子男の子」他  1996年11月刊・746頁 \7000
「愛情の紙片」(1935、昭10)から小林多喜二虐殺と組織の崩壊を内側から描いた1937年(昭和12)までの作品群。解説=小笠原克


第5巻

短編小説V 評論・エッセイ  1999年6月刊・551頁 \7000
病没するまでの短編小説、発禁の『資本主義下の小学校』(1930、昭5)をはじめ、晩年に至るまでの教育・文学評論。解説=浦西和彦


第6巻

童話・習作・遺稿(仮) 未完
*第6巻は未刊のまま完結ということとさせていただきます。