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廣末保著作集

全12巻


編集顧問:藤田省三   編集委員:岩崎武夫・田中優子・日暮聖・森健・山本吉左右


芭蕉・近松・西鶴等を通して元禄期における文学・芸能研究に新たな視点を投じるとともに悪場所・遊行民の存在を文化史・精神史の角度から考察し、戦後の文学・演劇運動の可能性に挑戦した廣末保の全著作と単行本未収録の論考・エッセイを収録する。
四六判上製口絵一丁/各巻月報付/定価各¥3800+税




第1巻 
元禄文学研究  近世文学研究に新たな道を開いた古典的名著。

第2巻 
近松序説  近松のドラマの悲劇の構造を解明した記念碑的著作。


第3巻 
前近代の可能性  近世という時代がはらむ可能性と近代の文学。


第4巻 
芭 蕉   『可能性としての芭蕉』を中心に、芭蕉論を集大成する。


第5巻 
もう一つの日本美  表題著作に戯曲『悪七兵衛景清』を収録。


第6巻 
悪場所の発想  遊行・悪場所という境界領域的時空の独創的考察。


第7巻 
西鶴の小説・ぬけ穴の首 表題作『西鶴の小説』、創作集『ぬけ穴の首』他、西鶴論を集大成。 [在庫僅少]


第8巻 
四谷怪談  南北の精神史的考察。戯曲『新版四谷怪談』も併録。 [品切]


第9巻 
心中天の網島  語られる演劇としての世話浄瑠璃の最高作を解読。


第10巻 
漂泊の物語  説経『小栗判官』と遊行民論及び折口信夫論他。


第11巻 
近世文学にとっての俗   『元禄期の文学と俗』ほか単行本未収録論考を集成。


第12巻 
対談集 遊行の思想と現代   対談者:郡司正勝・服部幸雄・鈴木忠志・久保覚・網野善彦 他。